2月1日の北海道電力の株価推移を推測してみる

電力株の保有を検討しているのもあってずっと監視を続けているのだが、
決算後の株価の動きについていろいろ考えてみたい。

まず私は決算後株価が下がると予想していた。
理由は長期的に上げ下げを繰り返しながら徐々に下がっている点と、
予想決算が株価に織り込まれ済みのため、決算後に売りが多くなると思っていたからだ。

が、

御覧の有様である。
急上昇からの徐々に下げて最終的に0.1%くらいのプラスで終了。
何故このような動きになったのかを推測してみよう。

おそらくは新NISAから個別株を始めた初心者が多かったため、
このような動きになったのではないかと思う。
そんな事を言えば私も始めたばかりの初心者だが、自分で言うのもなんだが現在の私の勉強量は結構な物だと自負している。去年12月の楽天Koboの無料分で四季報をダウンロードし、電力会社は一通り目を通していたし、楽天証券の《業績予想コンセンサス&コメント》も確認していた。

そのため、現在の株価が適切かどうかの判断はできなくても、
現状判断できる情報では上がる要素が少ないと判断していたわけである。
だが、初心者でここまで調べる人は、果たしてどれほどいるのか。
その結果、あの進捗率を見た場合どうなるか。

初「めっちゃ進捗率いいじゃん!これは上がる!買わなきゃ!」
 ↓
ホルダー「なにこれめっちゃ上がってる……とりあえず利確しとこ」
 ↓
初「最初だけ上がって止まった…むしろ下がり始めてる?」
 ↓
ホルダー「多分元のところまで下がるやろ、利確!空売り!」
 ↓
初「下がり始めた!やばい!売らなきゃ!」
 ↓
ホルダー「やっぱり下がったな、買い戻し」

という流れがあったのかと推測してみる。初心者の私の推測なので突っ込みどころは満載だろう。
ここで注意する点が、高値になる695~700円で買って売れなかった人が多数いる事である。
価格別出来高を見るとこのラインに突出した出来高が出ており、
含み損になっている人が多数いる事が予想される。
つまり今後この価格帯に上がってきたときに、含み損解消のため売りが多くなるラインができてしまったわけだ。ここを突破するには北海道電力が順調に利益を伸ばし株価の底上げが必要になるのではないだろうか。

果たして、ラピダスの件はすでに織り込み済みなのか、まだ織り込まれていないのか。
初心者の私には判断ができない。

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