個別株 電力株はいかがか

投資の勉強をやればやるほど、個別株の誘惑が私を惑わせる。

素人が個別株始めたって、「プロですらインデックス投資を上回るのは難しいんだから止めとけ」という天使の浅井川さんと、「個別株で当たったら一気に資産増やせるぜ」という悪魔の浅井川さんが囁く。

そこで地元企業で何かないかと思いを馳せてみたところ北海道電力に思い当たったわけです。
ホームカントリーバイアスの地方版が働いてるわけですが、地元だからこそ意識を向けやすくなり、経済についてもっと興味を持てるようになる入口としての意味合いもないこともないと言い訳をしておく。

さて北海道電力、そもそも電力株を買うのはどうなのだろうか。

東日本大震災までは電力株は固い株の筆頭だったそうです。
電力株に限らずインフラ系は人が生活する上で絶対に必要な物であるため、増減の程度はあれど需要が消滅する事が絶対にない商品であり、かつ競合が事実上いないのもあり絶対に利益を出せる業種でもあります。
それがあの日を境に一変しました。
電力株は安全という神話が崩れた瞬間です。

時は巡り2023年。
今でも株価は……低水準といっていいのだろうか。素人目には判断が難しい。
とりあえず2020~2021年にかなりの安値になっているようだが。

まぁ地震はあったが、それでもインフラ系が強いという理屈は変わらないと思うし、少なくとも倒産する心配は無いだろう。
何より単価が安いので私にも買いやすいのが大きい。
そして千歳のラピダスの話である。電力需要は確実に増大し、増収は確実。
そもそも新技術は大体電気を使うから今後も世界的に電力需要は伸びる傾向にある。
もちろん省エネ技術も同様に開発されていくけども、新技術や製品の開発速度のほうが早い。
EV自動車がいい例だ。環境保護を御旗に推し進めた結果、急激な電力需要の増加に社会が追い付いていないのだ。増やすのは追加するだけだが、減らすのには工夫がいる。

四季報も見てみた。素人なりに財務状況を見て、なんとなく大丈夫そうな感じはした。
自己資本比率が低い理由も分かった。

株価がどこまで伸びるか予想はできない。
しかし下がった場合の影響は自分で判断できる。
1単元100株なので現状約6万で購入でき、仮に株価半減になったとして3万マイナスだ。
よし、余裕でリカバリーできる。

これは北海道電力への投資であり、自分の知識を深めるための投資でもある。
そう考えれば株価が上がっても下がっても、私は利益を得る事ができる。
とてもお得じゃないか。

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