悲報 浅井川さんSOXSを損切

そもそも中長期で持つもんじゃないと評判のSOXSですが、
とうとう今日の朝で-49%を達成。
損切ラインにはあと1%足りないがほぼ-50%とのことで損切を決定しました。

そのおかげかSPXSも損切決定。北電も200株のうち100株を損切実行。
残り100株は後場のちょっと上げで損を減らそうと指値予約したものの、
ぐんぐん下がっていき遥か彼方へ。明日の朝の動きで適当に売ろう。

北電は正直買うタイミングを間違えて、その上スイング気味に戦略を変更したのもあり、
損切すべきタイミングでも長期的には上がるとの期待で持ち続け、
結局25日平均線を下回ってしまった。
戦略を中心に見てしまい、株価を見ていなかったと言ってもいいだろう。

SOXS、SPXSはそもそも買った動機が間違いだったと今なら言える。
新NISAが始まって投資に興味を持ってから、どうも米国の状況が不安定に見えて仕方がなかった。
表面上はいい状態でありつつも、裏では綻びが少しづつ見える。
そんな状況に見えていたもんだから暴落が遠くないと思い、
ベア型ETFを見つけて手を出してしまった。

多分、《不安》だったんだろう。
長期的に見て上がる事は信じることができるが、1年以内に上がるか下がるかは判断できない。
まして暴落の足音が幻聴かもしれないが聞こえていたと思っている人間の目の前に現れた救世主。
不安を抑えるために、上がっても下がってもどちらかで利益が出せると。

考え方そのものは、別に悪くないんじゃないかと思う。
悪いのはレバレッジ型だった事。そして《暴落はそう簡単に起こらない》事。

始めた当時はそもそも世界経済のニュースなんてあまり見ていないもんだから、
投資に興味を持ち、情報を積極的に入手するようになって悪い情報が目につくようになった。
そこで世界経済はとても楽観視できないと思い込み、不安になったのだ。

だがそれは間違いであった。

今まで知らなかった情報を知る事で自分の知覚できる世界が広がる。
その場合覚える感情はいろいろあれど、必ず不安が含まれる。
所謂《ネットで真実》状態だ。
今までメディアが選別していた情報にしか触れなかった人がネットの情報に触れると、
大体の場合「世界にはこんなにも隠された事があったのか」と思ってしまう。
しかしそれは隠された真実ではなく、放送時間という篩に掛けられ、
メディア側が優先順位が低いと判断して放送しなかっただけの情報である事が多い。

物の価値は人によって違う。
にも拘わらず、少し昔はメディア側が情報の価値を判断し、それを一方的に提供してきた。
インターネットではよほど悪質でない限り情報発信は個人の自由である。
今までのメディア側によるフィルターは無くなり、個人のフィルターに切り変わった。
そして個人のフィルターは無数に存在する。
だから今まで表に出てこなかった情報に触れる機会を得る。

私はNISAを切っ掛けにして経済について興味を持ち、情報を得るようになった。
その結果が経済版ネットで真実。自ら、その落とし穴に嵌っていたのだ。

情報収集を続けた今となっては、米国経済は危ういという認識だけではなくなった。
危ういところはあるが強いところもあり、状況は複雑に絡み合っている。
悪いニュース一つで崩れるものではなく、かといって完全にコントロールもできない。

少なくとも、ジェンガのように分かりやすい崩壊ポイントは存在しない。

不安を飼いならすことは無理だろう。
だから不安を認識し、それはそれとしてどうするかを考え続ける必要がある。
例えば、損切して現金化したドルをどこに投資するかとか。

NVIDIAは……上がりそうな気もするけど、さすがに……不安だなぁ…
どうしよう。

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